【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2018年1月24日
【計算期間】 第6期(自 2017年5月1日 至 2017年10月31日)
【発行者名】 積水ハウス・リート投資法人
【代表者の役職氏名】 執行役員 井上 順一
【本店の所在の場所】 東京都港区元赤坂一丁目6番6号
【事務連絡者氏名】 積水ハウス投資顧問株式会社
取締役管理本部長 木田 敦宏
【連絡場所】 東京都港区元赤坂一丁目6番6号
【電話番号】 03-6447-4870
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
第一部【ファンド情報】
第1【ファンドの状況】
1【投資法人の概況】
(1)【主要な経営指標等の推移】 ① 主要な経営指標等の推移
回次 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期
決算年月 2015年4月 2015年10月 2016年4月 2016年10月 2017年4月
営業収益 (百万円) 2,108 3,379 3,467 4,059 4,144
(うち不動産賃貸事業収益) (百万円) (2,108) (3,379) (3,467) (4,059) (4,144)
営業費用 (百万円) 528 1,089 1,188 1,394 1,440
(うち不動産賃貸事業費用) (百万円) (367) (790) (860) (1,021) (1,053)
営業利益 (百万円) 1,580 2,290 2,278 2,664 2,704
経常利益 (百万円) 1,014 1,952 1,967 2,321 2,381
当期純利益 (百万円) 1,013 1,951 1,966 2,320 2,380
総資産額 (百万円) 129,482 165,999 166,303 189,257 189,627
(対前期比) (%) (-) (28.2) (0.2) (13.8) (0.2)
純資産額 (百万円) 68,087 89,695 89,710 102,361 102,421
(対前期比) (%) (-) (31.7) (0.0) (14.1) (0.1)
有利子負債額 (百万円) 55,000 68,100 68,100 77,300 77,300
出資総額 (百万円) 67,074 87,743 87,743 100,040 100,040 発行済投資口の総口数 (口) 632,000 794,000 794,000 894,000 894,000 1口当たり純資産額 (円) 107,733 112,966 112,985 114,498 114,565
1口当たり当期純利益(注4) (円) 2,525 2,511 2,477 2,634 2,663
分配総額 (百万円) 1,013 1,951 1,966 2,320 2,380
1口当たり分配金 (円) 1,603 2,458 2,477 2,596 2,663
(うち1口当たり利益分配金) (円) (1,603) (2,458) (2,477) (2,596) (2,663)
(うち1口当たり利益超過分配金) (円) (-) (-) (-) (-) (-)
総資産経常利益率(注5) (%) 0.8 1.3 1.2 1.3 1.3
(年換算値)(注6) (%) 2.0 2.6 2.4 2.6 2.5
自己資本利益率(注7) (%) 1.5 2.5 2.2 2.4 2.3
(年換算値)(注6) (%) 3.8 4.9 4.4 4.8 4.7
自己資本比率(注8) (%) 52.6 54.0 53.9 54.1 54.0
(対前期増減) (%) (-) (1.4) (△0.1) (0.1) (△0.1)
配当性向(注9) (%) 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
[その他参考情報]
当期運用日数(注1) (日) 149 184 182 184 181
期末投資物件数 (件) 3 4 4 6 6
当期減価償却費 (百万円) 305 560 560 647 649
当期資本的支出額 (百万円) (-) 3 5 7 80
賃貸NOI(Net Operating Income) (注10)
(百万円) 2,046 3,149 3,166 3,686 3,740
FFO(Funds from Operation) (注11)
回次 第6期
決算年月 2017年10月
営業収益 (百万円) 4,580
(うち不動産賃貸事業収益) (百万円) (4,580)
営業費用 (百万円) 1,592
(うち不動産賃貸事業費用) (百万円) (1,178)
営業利益 (百万円) 2,987
経常利益 (百万円) 2,626
当期純利益 (百万円) 2,625
総資産額 (百万円) 207,142
(対前期比) (%) (9.2)
純資産額 (百万円) 112,815
(対前期比) (%) (10.1)
有利子負債額 (百万円) 84,400
出資総額 (百万円) 110,189
発行済投資口の総口数 (口) 969,000
1口当たり純資産額 (円) 116,424
1口当たり当期純利益(注4) (円) 2,737
分配総額 (百万円) 2,625
1口当たり分配金 (円) 2,710
(うち1口当たり利益分配金) (円) (2,710) (うち1口当たり利益超過分配金) (円) (-)
総資産経常利益率(注5) (%) 1.3
(年換算値)(注6) (%) 2.6
自己資本利益率(注7) (%) 2.4
(年換算値)(注6) (%) 4.8
自己資本比率(注8) (%) 54.5
(対前期増減) (%) 0.5
配当性向(注9) (%) 100.0
[その他参考情報]
当期運用日数(注1) (日) 184
期末投資物件数 (件) 6
当期減価償却費 (百万円) 730
当期資本的支出額 (百万円) 12
賃貸NOI(Net Operating Income) (注10)
(百万円) 4,132
FFO(Funds from Operation) (注11)
(百万円) 3,356
1口当たりFFO(注12) (円) 3,463
期末総資産有利子負債比率(LTV) (注13)
(%) 40.7
(注 1) 積水ハ ウス・リ ート投 資法人( 以下「本 投資法 人」とい います 。)の 営業期間 (以下「 事業年度 」という ことがあ ります。 )は、毎 年5 月1日から 10月末日 ま で及び 11月1日から 翌 年4月末日 までの 各6か月間 で すが、第 1期営業期 間は本投 資法人設 立の日( 2014年9月8日) か ら2015年4月30日 ま でです。 な お、第1期 の「当期運用 日数」は 実質的な 運 用日数であり 、2014年12月3日から2015年4月30日まで の149日 間です。
(注2) 営業収益等には消費税等は含まれていません。
(注 3) 本書に おいて 記 載する 数値は 、 別途記載する 場 合を除 き、単位 未満の 金 額につ いては 切り捨てて 記載し 、 比率につ いては小 数第2位を 四 捨五入した数値を記載しています。したがって、各項目別の金額又は比率の合計が一致しない場合があります。
(注4) 1口当たり当期純利益は、当期純利益を日数による加重平均投資口数で除することにより算定しています。なお、第1期における実質的な
資産運用 期間の 開 始日であ る2014年12月 3日 時点を 期 首とみな して、日 数による 加重平均 投資口 数(627,771口) に より算定 した1口 当た り当期純利益は1,614円です。
(注5) 総資産経常利益率=経常利益÷{(期首総資産額+期末総資産額)÷2}×100
なお、第1期の期首総資産額には、本投資法人の実質的な資産運用期間の開始日(2014年12月3日)時点の総資産額を使用しており、2014 年12月3日 時点の総資 産額は、2014年11月 末日時点の 月次決算の 数値に2014年12月 1日 から2014年12月3日までの 取引を 集計して算出 して います。
(注7) 自己資本利益率=当期純利益÷{(期首純資産額+期末純資産額)÷2}×100
なお、第1期の期首純資産額には、本投資法人の実質的な資産運用期間の開始日(2014年12月3日)時点の純資産額を使用しており、2014 年12月3日 時点の純資 産額は、2014年11月 末日時点の 月次決算の 数値に2014年12月 1日 から2014年12月3日までの 取引を 集計して算出 して います。
(注8) 自己資本比率=期末純資産額÷期末総資産額×100
(注9) 配当性向=分配総額(利益超過分配金を含みません。)÷当期純利益×100 (注10) 賃貸NOI=不動産賃貸事業収益-不動産賃貸事業費用(減価償却費を除きます。) (注11) FFO=当期純利益+当期減価償却費-不動産等売却損益
(注12) 1口当たりFFO=FFO÷発行済投資口の総口数(円未満を切り捨てています。) (注13) 期末総資産有利子負債比率(LTV)=有利子負債額÷総資産額×100
② 事業の概況 (イ)当期の概況 a. 投資法人の主な推移
本投資法人は、日本を代表するハウスメーカーの一つであり、ディベロッパー事業でも豊富な開発・運用実績を有 する積水ハウス株式会社(以下「積水ハウス」ということがあります。)をスポンサーとして、2014年9月8日に設立 され、2014年12月3日に株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」といいます。)不動産投資信託証券市場 に上場(銘柄コード:3309)しました。
本投 資法人 は、主 とし て商業 用不動 産( 注 1 )に投資 し、中 長期 に わた る安定 した 収益の 確 保と 運 用資産の着 実な成 長 を目指 して 資産 の運用 を行 うこと を方 針と してお り、 特に 、戦 略 的立 地( 後記「2 投資方 針 (1) 投資 方針 ① 基本理念」に定義されます。)に所在する、又は高品質(後記「2 投資方針 (1) 投資方針 ① 基本理念」に定義 されます。)な商業用不動産をプライム・プロパティと呼称し、投資対象の中核と位置付けています(「プライム・ プロパティ」の詳細については、後記「2 投資方針 (1) 投資方針 ① 基本理念」をご参照下さい。)。
上記方針に基づき、本投資法人は上場日である2014年12月3日に3物件(取得価格(注2)の合計114,300百万円)を取 得して実質的な運用を開始、2015年5月19日に1物件(取得価格38,600百万円)を取得、2016年5月24日に3物件(取得 価格の合計26,650百万円、うち1物件は取得済物件の追加取得)を取得、更に、2017年5月24日に2物件(取得価格の 合計21,200百万円、2物件ともに取得済物件の追加取得)を取得し、2017年10月31日現在(以下「当期末現在」とい います。)、本投資法人が保有する資産は6物件(取得価格の合計200,750百万円)となっています。
( 注 1 ) 「 商 業 用 不 動 産 」 と は 、 主 た る 用 途 が オ フ ィ ス ビ ル、商 業 施 設 及 び ホ テ ル 等 の 住 居 以 外 の 事 業 的 用 途 に 用 い ら れ る 不 動 産 を い い ま す。住居には学生寮、社宅及びサービス付高齢者向け住宅を含みます。以下同じです。
(注2) 「取得価格」は、各保有資産に係る売買契約書に記載された売買代金額(消費税及び地方消費税並びに売買手数料等の諸費用を含ま ず、百万円未満を切り捨てています。)を記載しています。以下同じです。
b. 運用環境と運用実績 運用環境
当期における日本経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が緩やかに持ち直しを示す中、企業収益の改善 が継続し、緩やかな回復基調が続きました。
不動産売買市場においては、依然として物件取得競争が過熱感を帯びているものの、低水準に推移する空室率、資 金 調達 につ いて 大き な環 境変 化が ない こと 等を 背景 に投 資家 の物 件取 得意 欲は 高い 中、 優良 な物 件は 品薄 状態 であ り、期待利回りが低位で推移している状況にあります。
また、オフィス賃貸市場においては、堅調な需要を背景に、東京都心部に加え、地方主要都市においても空室率は 緩やかに低下しています。
一方、商業施設を取り巻く環境については、日本銀行の「経済・物価情勢の展望(2017年10月)」によると、百貨 店売上高は持ち直しており、全国スーパー売上高は緩やかな増加傾向にあり、コンビニエンスストア売上高も増加基 調が続いているなど、個人消費は底堅さを増しています。そうした動向を受け、出店需要は堅調に推移し、賃料も全 国的に横ばいを維持しています。
ホテルについては、2017年7月から9月の訪日外国人旅行者数は約744万人で前年同期比18.8%の増加となるなど、 訪日外国人旅行者数は依然増加しており、主要都市の7月から9月の客室稼働率は全国平均で昨年を上回る高水準で推 移するなど、好調を維持しています。
運用実績
本投資法人は、2017年5月24日に「ガーデンシティ品川御殿山(第3回取得部分)」(後記「5 運用状況 (2) 投資 資産 ③その他投資資産の主要なもの (イ)不動産及び不動産信託受益権の概要」に定義されます。)(東京都品川 区、取得価格4,000百万円)及び「本町ガーデンシティ(ホテル部分)」(後記「5 運用状況 (2) 投資資産 ③その 他投資資産の主要なもの (イ)不動産及び不動産信託受益権の概要」に定義されます。以下同じです。)(大阪府 大阪市中央区、取得価格17,200百万円)の不動産を信託財産とする不動産信託受益権を取得しました。その結果、当 期末現在において本投資法人 が保有する物件は6物件であり、取得価格 の合計は200,750百万円、総賃貸可能面積( 注
1)は112,032.96㎡です。また、6物件のうち5物件は積水ハウスを賃借人とするマスターリース(注2)契約が、1物件は1 テナントを賃借人とする長期賃貸借契約が、それぞれ締結されており、当期末現在の稼働率(注3)は100.0%です。 (注1) 「総賃貸可能面積」は、当期末現在において有効な各物件に係る各賃貸借契約又は建物図面等に基づき賃貸が可能であると考えられ
るものの合計を、小数第3位を切り捨てて記載しています。以下同じです。
( 注 2 ) 「 マ ス タ ー リ ース 」 の 詳 細 に つ いて は 、 後 記 「 2 投 資 方針 ( 1) 投 資方 針 ⑦ ポー ト フ ォ リ オ 運営 ・ 管 理 方 針 (イ ) テ ナ ン ト 管 理・リーシング方針 c. 賃貸借スキーム選定方針」をご参照下さい。以下同じです。
(注 3) 「 稼働 率」 は、 総賃 貸可能 面積 に対 して 全て の物 件に 係る賃 貸面 積が 占め る割 合を 、小数 第2 位を 四捨五 入し て記 載し ていま す。 な お、「賃貸面積」は、当期末現在において有効な各物件に係る各賃貸借契約書(ただし、パススルー型マスターリース契約が締結さ れ て い る 場 合 に は 、 当 期 末 現在 に お い て 締 結 さ れ て い る エ ン ド テ ナ ン ト と の 賃 貸 借 契 約 書 ) に 表 示さ れ た 賃 貸 面 積 の 合 計 を い い ま す。
c. 資金調達の概要
i. 新投資口の発行について
本投資法人は、当期において、2017年5月24日に公募による新投資口の発行(71,400口)及び2017年6月12日に第三 者割当による新投資口の発行(3,600口)を実施し、これにより、当期末現在の出資総額は110,189百万円、発行済投 資口の総口数は969,000口となっています。
ii. 資金の借入れ及び投資法人債の発行について
本投資法人は、不動産信託受益権(2物件)の取得に際し、取得資金及び関連費用に充当するため、2017年5月24日 付で総額7,600百万円の短期借入金を調達しました。この短期借入金のうち3,500百万円については、2017年6月12日 に実施した第三者割当による新投資口発行による調達資金及び手元資金並びに2017年7月13日付で発行した本投資法 人として第2回目となる総額3,000百万円の投資法人債による調達資金及び手元資金により、2017年6月15日及び2017 年 7月 14日 付で それぞ れ一 部期限 前返 済を 実施し ました 。上記 期限 前返 済を除 いた 短 期借 入金4,100百万 円につ いて は、2017年8月31日付で長期借入金への借換えを実施し、返済期日の分散化及び長期化並びに金利の一部固定化を図 りました。
その結果、当期末現在において有利子負債残高は84,400百万円、資産総額のうち有利子負債総額の占める割合(以 下「総資産LTV」といいます。)は40.7%となりました。
iii.格付について
本投資法人の、当期末現在における格付状況は、以下のとおりです。
信用格付業者 格付の状況
株式会社日本格付研究所 (JCR)
長期発行体格付 AA-(安定的) 株式会社日本格付研究所
(JCR)
債券格付 AA-
d. 業績及び分配金の概要
当 期の実績 は、営 業収益 4,580百万円 (前期比 10.5%増 ) 、営業利 益2,987百万 円(前期 比10.5%増 )、経 常 利益 2,626百万円(前期比10.3%増)となり、当期純利益は2,625百万円(前期比10.3%増)となりました。また分配金に ついては、投資法人の税制の特例(租税特別措置法(昭和32年法律第26号。その後の改正を含みます。)(以下「租 税特別措置法」といいます。)第67条の15)の適用により、利益分配金の最大額が損金算入されることを企図して、 投資口1口当たりの分配金が1円未満となる端数分を除く当期未処分利益の全額を分配することとし、この結果、投資 口1口当たりの分配金は2,710円(前期比1.8%増)となりました。
(ロ)次期の見通し a. 想定される将来動向
今後の日本経済においては、内閣府の「月例経済報告(平成29年11月)」によると、雇用・所得環境の改善が続く 中で、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されます。
一方で、米国の政策運営や北朝鮮問題等の海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある と考えられます。
オフィス賃貸市場については、今後の東京エリアの大量供給の影響に留意する必要はあるものの、引き続き堅調な 企業業績を背景に地方都市を含め、底堅い需要が継続するものと思われます。
不動産売買市場に関しては、国内外の金融市場においてリスク回避的な動きが強まるなどの環境変化がない場合に は、期待利回りが低位で推移する状況は当面続いていくものと考えられます。
ホテルについては、訪日外国人旅行者数の増加と堅調な日本人需要に支えられ、高い稼働率水準が続くと考えられ ます。
b. 今後の運用方針及び対処すべき課題
本投資法人は、次期以降も引き続き、主な投資対象と位置付ける商業用不動産の中でも、戦略的立地に所在する、 又は高品質な商業用不動産であるプライム・プロパティを投資対象の中核とし、これまでに商業用不動産を開発し、 運営してきた豊富な実績を有する積水ハウスの不動産開発力及び運営力等をスポンサーサポートを通じて最大限に活 用する成長戦略を推進することで、中長期にわたる安定した収益の確保と運用資産の着実な成長を実現し、投資主価 値 を最 大化 する こと を目 指し ます 。ま た、 一方 で積 水ハ ウス 投資 顧問 株式 会社 (以 下「 本資 産運 用会 社」 とい いま す。)独自の取り組みによる投資機会も探索することで、ポートフォリオの分散の進展に努めていきます。
主たる投資対象地域は、積水ハウスの開発実績に基づき知見のある東京23区、大阪市及び名古屋市の三大都市を中 核とする三大都市圏(注)とする方針です。
本投資法人は、積水ハウスとの間でパイプライン・サポート契約を締結しており、積水ハウスの有する都市再開発 事業に関する実績やノウハウを活用して、(a)積水ハウスが保有又は開発する国内不動産等の売却に関する優先交渉 権の付与、(b)第三者が国内において保有又は開発する不動産等に関する情報提供、(c)ウェアハウジング(本投資法 人への売却を前提とした取得及び一時的な保有)機能の提供並びに(d)保有資産の再開発サポートといった、外部成 長のための物件取得に向けたサポート(パイプラインサポート)を積水ハウスより受けることができます。また、本 投 資 法 人 は 、 積 水 ハ ウ ス よ り、 (a ) 保 有 資産 に 関 す る プ ロ パ テ ィ ・ マ ネ ジ メ ン ト ( 以 下 「 P M 」 と い う こ と が あ り ま す 。 ) 業 務 の 提 供や 、 (b ) 内 部 成 長 の た め の 保 有 資 産 の 運 用 に 関 わ る ( ⅰ ) テ ナ ン ト 満 足 度 の 向 上 又は 省 エ ネ ル ギ ー・環境配慮等をはじめとするリニューアル(設備更新)・バリューアップ(不動産価値の向上)等に資する技術及 びノウハウの提供、(ⅱ)本投資法人の運営に必要なノウハウの提供を含む人的サポート、並びに(ⅲ)マスターリ ース契約の締結協議等のサポートを受けることができます。
本 投資 法人 は、 これ らの 外部 成 長及 び内 部成 長の ため の 積 水ハウ スの 多様 なサ ポー トを 成長 戦 略に 最 大限に 活 用 し、安定的な収益の確保と運用資産の着実な成長を実現し、投資主価値を最大化することを目指します。
(注) 「三大都市」とは、東京23区、大阪市及び名古屋市をいいます。また、「三大都市圏」とは、「東京圏」、「大阪圏」及び「名古屋
圏」をいいます。なお、「東京圏」とは、東京都、神奈川県、千葉県及び埼玉県を、「大阪圏」とは、大阪府、京都府、兵庫県及び
奈良県を、「名古屋圏」とは、愛知県をいいます。以下同じです。
c. 財務戦略
本投資法人は、中長期的に安定収益の確保及び投資主価値の向上のために安定的かつ健全な財務運営を行っていく 方針です。具体的には、スポンサーである積水ハウスの信用力を背景にメガバンク中心の国内有力金融機関との強固 かつ安定的な取引関係を築くとともに、固定金利及び変動金利の最適なバランスを図りつつ、借入期間の長期化を検 討し、返済期限の分散化等を図ることで、リファイナンスリスクや金利変動リスクを低減していく方針です。
また、総資産LTVについては、資金余力の確保に留意して40%~50%の水準で保守的に運営する方針としており、 前期末時点において40.8%であった本投資法人の総資産LTVは、当期末現在においては40.7%となりました。
なお、本投資法人は、引き続き安定的かつ健全な財務運営に努めるとともに、マーケット環境及び本投資法人の財 務状況等を総合的に勘案し、投資法人債の発行等を含む、直接金融・間接金融等の手法の多様化を図ります。
(ハ)決算後に生じた重要な事実
a. 積水ハウス・レジデンシャル投資法人との合併
本投資法人と積水ハウス・レジデンシャル投資法人(以下「SHI」といい、本投資法人と併せて「両投資法人」と いいます。)は、それぞれ2018年1月24日開催の役員会にて、2018年5月1日を合併の効力発生日として、本投資法人 を吸収合併存続法人、SHIを吸収合併消滅法人とする吸収合併(以下「本投資法人合併」といいます。)を行うこと について決定し、2018年1月24日付にて合併契約(以下「本投資法人合併契約」といいます。)を締結しました。
i. 本投資法人合併の目的
両投資法人は、本投資法人合併を行い、資産規模を拡大してマーケットプレゼンスを向上させること、及び積水ハ ウスグループの総合力を活用して多様な成長機会を強化することが、運用資産の着実な成長を通じた収益の確保及び 分配金の安定・向上による投資主価値の最大化に資する最良の施策であると判断するに至り、本投資法人合併契約を 締結しました。
ii. 合併比率
本投資法人合併に当たって、本投資法人はSHIの投資主に対してSHIの投資口1口につき本投資法人の投資口(以下 「本投資口」といいます。)1.65口を割当交付します(注)。SHIの投資主に対して交付すべき投資口の口数に1口未満 の端数が生じますが、当該1口未満の端数投資口については、投資信託及び投資法人に関する法律(昭和26年法律第 198号。その後の改正を含みます。)(以下「投信法」といいます。)第88条の規定に基づきこれを市場において行 う取引により売却し、売却により得られた代金を、端数の生じた投資主に対し、その端数に応じて交付します。 ( 注 ) 本 投 資法 人 は 、2 018 年 4月 30 日 を分 割 の基 準日 、 20 18 年 5月 1日 を効 力 発 生 日とし て 、投 資 口 1口 を2 口 と す る本 投 資口 分 割( 後 記「 b .
投 資口の分割 」 に定義 します 。以 下同 じ です。) を予定 し てお り、上 記割 当ての 比率 及び 本 投資 法人が割当 交 付す る新投 資口 数は 、
本投資口分割の効力発生を前提としています。本投資口分割の詳細は、後記「b. 投資口の分割」をご参照下さい。
iii.合併交付金
本書の日付現在、本投資法人は上記の投資口の他に、SHIの最終期の営業期間に係る金銭の分配の代わり金とし て、SHIの分配可能利益に基づき、SHIの投資主(本投資法人合併の効力発生日の前日である2018年4月30日のSHIの最 終の投資主名簿に記載又は記録された投資主(投信法第149条の3の規定に基づきその有する投資口の買取りを請求し たSHIの投資主(当該買取請求を撤回した投資主を除きます。)を除き、以下「割当対象投資主」といいます。)) 又はその保有する投資口に係る登録投資口質権者に対して同営業期間の金銭の分配額見合いの合併交付金(本投資法 人合併の効力発生日の前日におけるSHIの分配可能利益の額を本投資法人合併の効力発生日の前日におけるSHIの発行 済投資口の総口数から割当対象投資主以外の投資主が保有する投資口数を控除した口数で除した金額(1円未満切捨 て))を、効力発生日から合理的な期間内に支払う予定です。
なお、本書の日付現在、SHIは、決算期を現行の3月末日及び9月末日から4月末日及び10月末日に変更する旨の規約 変更に係る議案を2018年3月27日開催予定の投資主総会に上程する予定です。当該規約変更に係る議案が承認された 場合には、SHIにおける本投資法人合併の効力発生前の最終期の営業期間は2017年10月1日から2018年4月30日の7か月 となる予定です。
iv. SHIの直前期(2017年9月期:2017年4月1日から2017年9月30日まで)の概要 事業内容 : 投信法に基づき、主として特定資産に投資して運用を行うこと 営業収益 : 6,916百万円
当期純利益 : 2,493百万円 総資産 :210,009百万円 負債 :108,667百万円 純資産 :101,341百万円
b. 投資口の分割
本投資法人は、2018年1月24日開催の役員会において、以下のとおり投資口分割(以下「本投資口分割」といいま す。)を行うことについて決定しました。
i. 分割の目的
前記「a. 積水ハウス・レジデンシャル投資法人との合併」に記載のとおり、本投資法人及びSHIは、本投資法人合 併を行うことについて合意し、2018年1月24日付で本投資法人合併契約を締結しました。
本投資法人合併は、本投資法人を吸収合併存続法人とする吸収合併方式によって行われ、本投資口分割を考慮する 前の合併比率は、本投資法人1に対し、SHIが0.825となります。しかしながら、かかる合併比率では、SHI投資口1口 に対して、本投資口0.825口が割当交付されることとなり、交付される本投資口の口数が1口未満となるSHIの投資主 が多数生じることとなります。そのため、SHIの全ての投資主に対し1口以上の本投資口を交付し、本投資法人合併後 もSHIの投資主が本投資口を継続して保有することを可能とするべく、本投資口1口につき2口の割合による投資口の 分割を行うこととしました。
ii. 分割の方法
iii.分割により増加する投資口数等
①本投資口分割前の発行済投資口の総口数 : 969,000口 ②本投資口分割により増加する投資口数 : 969,000口 ③本投資口分割後の発行済投資口の総口数 : 1,938,000口 ④本投資法人合併後の発行済投資口の総口数 : 3,762,091口(注1) ⑤本投資口分割・本投資法人合併後の発行可能投資口総口数 : 20,000,000口(注2)
(注 1) 本 投資法 人合併 に より、SHIの投資 口1口に 対して 、 本投資口 分割後の本投資口 1.65口を 、本 書の 日付の現在 のSHIの発行 済投資口 の
全て(1,105,510口)について割当交付すると仮定した場合の口数となります。
(注2) 現在の本投資法人の発行可能投資口総口数は10,000,000口ですが、本書の日付現在、本投資法人合併に伴い規約の一部変更を行い、
本投資法人合併の効力発生日付で発行可能投資口総口数を変更することを企図しているため、当該変更後の数値を記載しています。
iv. 分割の日程
①基準日公告日:2018年3月30日(予定) ②基準日 :2018年4月30日(予定) ③効力発生日 :2018年5月 1日(予定)
v. 1口当たり情報に及ぼす影響
本投資口分割が前期首に行われたと仮定した場合の2017年4月期及び2017年10月期における1口当たり情報は、それ ぞれ以下のとおりとなります。
①1口当たり純資産額 : (2017年4月期)57,282円 (2017年10月期)58,212円 ②1口当たり当期純利益: (2017年4月期) 1,331円 (2017年10月期) 1,368円
(参考情報)
a. 資金の借入れ
本投資法人は、2017年11月30日付で、2017年11月30日に返済期限が到来した総額14,000百万円の借入金の返済資金 に充当するために、以下のとおり資金の借入れを行いました。
<固定金利借入れ>
区分 借入先
借入金額 (百万円)
利率 (注2)(注3)
(注4)
借入 実行日
借入方法
返済期日 (注5)
返済方法 (注6)
担保
長期
株式会社三菱東京 UFJ銀行
750 0.32000%
2017年 11月30日
左記借入先を 貸付人とする
2017年 11月28日付の 個別ローン契約 に基づく借入れ
2022年 7月13日
期限一括 弁済
無担保 無保証 株式会社三菱東京
UFJ銀行を アレンジャー とする協調融資団
(注1)
1,200 0.35341%
株式会社三菱東京 UFJ銀行
750 0.34000%
2023年 5月31日 株式会社三菱東京
UFJ銀行を アレンジャー とする協調融資団
(注1)
1,200 0.42622%
(注1) 協調融資団は、三菱UFJ信託銀行株式会社及び株式会社日本政策投資銀行より組成されます。
(注2) 借入先に支払われる融資手数料等は含まれていません 。
(注3) 利払日は、2018年5月末日 を初回とし、以降毎年5月末日及び11月末日並びに元本返 済期日です。ただし、同日が営業日でない場合は翌
営業日とし、当該日が翌月となる場合には直前の営業日を利払日とします。
(注4) 初回の利息計算期間は、2017年11月30日から2018年5月末日です。
(注5) 返済期日は、同日が営業日でない場合は翌営業日とし、当該日が翌月となる場合には直前の営業日を返済期日とします。
(注6) 本借入れの実行後返済期日までの間に、本投資法人が事前に書面で通知する等、一定の条件が成就した場合、本投資法人は、借入金の
一部又 は全部を期限前返済することができます。
<変動金利借入れ>
区分 借入先
借入金額 (百万円)
利率 (注2)(注3)
(注4)
借入 実行日
借入方法
返済期日 (注7)
返済方法 (注8)
担保
長期
株式会社三菱東京 UFJ銀行を アレンジャー とする協調融資団
(注1)
5,050
基準金利 (全銀協1か月 日本円TIBOR) に0.21% を加えた利率
(注5) 2017年 11月30日
左記借入先を 貸付人とする
2017年 11月28日付の 個別ローン契約 に基づく借入れ
2022年 7月13日
期限一括 弁済
無担保 無保証 株式会社三菱東京
UFJ銀行を アレンジャー とする協調融資団
(注1)
5,050
基準金利 (全銀協1か月 日本円TIBOR) に0.26% を加えた利率
(注6)
2023年 5月31日
(注1) 協調融資団は、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社りそな銀行、農林中央金庫及びみ
ずほ信託銀行株式会社より組成されます。
(注2) 借入先に支払われる融資手数料等は含まれていません 。
(注3) 利払日に支払う利息の計算期間に適用する基準金利は、各利払日の直前の利払日の2営業日前の時点における一般社団法人全銀協TIBOR
運 営 機関 が公 表する 1か 月物 の日 本円 TI BOR (To kyo In ter ban k O ffe red Ra te) とな りま す。 か かる 基準 金利 は、 利払 日毎 に 見直 され ま
す。ただし、利息計算期間に対応するレートが存在しない場合は、契約書に定められた方法に基づき算定 される当該期間に対応 する基
準金利 となります。
(注4) 利払日は、2017年12月末日を初回とし、以降毎月末日及び元本返済期日です。ただし、同日が営業日でない場合は翌営業日とし、当該
日が翌月となる場合には直前の営業日を利払日とします。なお、初回の利息計算期間は、2017年11月30日から2017年12月末日です。
(注5) 金利スワップ契約の締結により、金利は、実質的に0.34800%で固定されています。
(注6) 金利スワップ契約の締結により、金利は、実質的に0.41800%で固定されています。
(注7) 返済期日は、同日が営業日でない場合は翌営業日とし、当該日が翌月となる場合には直前の営業日を返済期日とします。
(注8) 本借入れの実行後返済期日までの間に、本投資法人が事前に書面で通知する等、一定の条件が成就した場合、本投資法人は、借入金の
一部又 は全部を期限前返済することができます。
b. 資産の取得及び譲渡
SHIは、2018年1月24日付で、プライムメゾン白金台タワー他5物件の取得に係る売買契約を締結し、また、エステ ィメゾン町田他11物件の譲渡に係る売買契約を締結しています(以下、当該資産の取得及び資産の譲渡を併せて「本 資産入替え」といいます。)。本書の日付現在、本資産入替えは、前記「a. 積水ハウス・レジデンシャル投資法人 との合併」に記載の本投資法人合併の効力発生日である2018年5月1日付での決済及び引渡しを予定しており、本投資 法人合併により本資産入替えに係る売買契約上の買主又は売主の地位及びそれらの権利義務の一切を本投資法人合併 後の存続法人となる本投資法人が承継し実行する予定です。なお、本投資法人合併の効力が発生しない場合、SHIが 買主又は売主として本資産入替えを実行するため、本投資法人は本資産入替えの当事者とはなりません。
(2)【投資法人の目的及び基本的性格】
① 投資法人の目的及び基本的性格
本投資法人は、投信法に基づき設立された投資法人であり、主として、不動産等(不動産、不動産の賃借 権 、地 上 権、 こ れら の 資産 のみ を 信託 す る 信 託の受 益 権及 び投 資 信託 及び投 資法 人 に関 する 法 律施 行規 則 (平成12年総理府令第129号。その後の改正を含みます。)(以下「投信法施行規則」といいます。)第221 条 の2 第1項 に規 定 する 法人 ( 以下 「海 外 不動 産 保 有 法人 」とい いま す 。 )の発 行済 株式 ( 当該 発行 済 株 式 (当該海外不動産保有法人が有する自己の株式を除きます。)の総数に投信法施行規則第221条に規定する 率を乗じて得た数を超えて取得する当該発行済株式に限ります。)をいいます。以下同じです。)へ継続的 に投資し、その資産を運用します。本投資法人は、投資主やテナント企業をはじめとする全てのステークホ ルダーと共に発展することを目的とし、中長期にわたる安定した収益の確保と運用資産の着実な成長を目指 し た資 産 運 用を通 じ て、 質 の高 い社 会 資 本の提 供 と投 資主 価 値の 最大 化 を目 指す もの とし ま す( 規約 第 3 1 条)。
② 投資法人の特色
本投資法人は、投信法に基づき、その資産を特定資産のうち主として不動産等資産(投信法施行規則に定 めるものをいいます。以下同じです。)に対する投資として運用することを目的とします。本投資法人は、 投資主の請求による投資口の払戻しが認められないクローズド・エンド型です。本投資法人の資産運用は、 金 融商 品取 引法 ( 昭和 23年法 律 第25 号。 そ の後の 改正 を 含み ます 。) (以 下 「金 融商 品取 引法 」 と いい ま す。)上の金融商品取引業者である本資産運用会社に全て委託してこれを行います。
(注1) 投資法人に関する法的枠組みは、大要以下のとおりです。
投資 法人 は、 金融 商品 取引 法上 の金融 商品 取引 業者 等の 一定 の資格 を有 する 設 立企画人 により 設立 され ます 。 投資 法人を 設 立 す る に は 、 設 立 企 画 人 が 規 約 を 作 成 し な け れ ば な り ま せ ん 。 規 約 と は 、 株 式 会 社 に お け る 定 款 に 相 当 す る も の で あ り 、 投資 法人の商 号、 発行 可能 投資口 総 口数、 資産 運用 の対 象 及び 方針 、金 銭の分 配の 方針等 を規 定す る投資 法人 の根 本 規則 です 。投 資法 人は 、か かる 規約 に沿 っ て運 営さ れま す。 な お、 規約 は、投 資法 人の 設立後 には 、投 資主 総 会の 特別 決 議により変更することができます。
投資 法人 は、 投資 口を 発行 して 、投資 家 よ り出 資を 受け ます 。 投資 口を 有する 者を 投資 主とい い、 投資 主は 、 投資 主総 会 を 通じて 、一 定の 重要 事項 につ き投資 法人 の意 思決 定に 参画 で きる ほか、投資 法人 に対 して 一 定の 権利 を行使 する こと が でき ます が、 かか る権 利は 株式 会社 に おけ る株 主の 権利 とは 必ずし も同 一では あり ませ ん。 ま た、 投資 法人 は、投 信法 に 定めるところに従って新投資口予約権証券を発行することができます。
投 資 法 人 に は 、 そ の 機 関 と し て 、 投 資 主 総 会 、 執 行 役 員 、 監 督 役 員 、 役 員会 及 び 会 計 監 査 人 が 設 置 さ れ ま す 。 執 行 役 員 は 、 投資 法人の業 務を 執行 し、 投資法 人 を代表 しま す。 監督役 員は 、執 行役員 の職 務の 執行 を監督 しま す。執 行役 員及 び 監督 役員 は役 員会 を構 成し 、か かる 役 員会は、 執行 役員 の一定 の重 要な 職務 の執行 に対 する 承 認、 計算 書類等 (金銭の 分 配 に係 る計算 書を 含み ます 。) の承認 等、 投資 法人 の一 定の 業 務の 執行 に係 る重要 な意 思決定 を行 いま す。更 に、 会計 監 査 人は 、 投資 法人の会 計監 査を 行いま す 。これ らの 執行 役員、 監督 役員 及び 会計監 査人 はいず れも 投資 主総会 にお いて 選
任されます。投資主総会、執行役員、監督役員、役員会及び会計監査人については、後記「(4) 投資法人の機構 ① 投資
法人の統治に関する事項」をご参照下さい。
投資 法人 は、 規約 に定 める 額を 限度 と して、借 入れ を行 うこと がで きる ほか 、 投資 主の 請求 に より投資 口の 払 戻し をし な い 旨を 規 約に 定め たク ロー ズド ・エン ド 型の投 資法 人の 場合 に は、 規約 に定 め る額 を限 度とし て、 投資 法人債 を引 き受 け る 者を 募 集す るこ とも でき ます 。また 、投 資法 人は 一定 の要件 を充 足し た場合 に、 短期 投資法 人債 を発 行する こと がで き ます。
投資 法人 は、 投資 口及 び投 資法 人債( 短期 投資 法人 債を 含みま す。 以下 同じで す。 )の 発行 に よる手取 金及 び借入 金を 、 規約 に 定める 資産 運用 の対 象及 び方針 に 従い運 用し ます 。なお 、投 資法 人がこ のよ うな 資産 の運用 を行 うため には 、内 閣 総 理 大臣の登 録を 受け る必 要が ありま す ( 以下 、こ の登 録を 受けた 投資 法人 を「登 録投 資法人 」と いい ます 。 )。 本投 資 法 人 の 資 産 運 用 の 対 象 及 び 方 針 に つ い て は 、 後 記 「 2 投 資 方 針 ( 1 ) 投 資 方 針 」 及 び 同 「 ( 2 ) 投 資 対 象 」を ご 参 照 下 さ い。
投資 法人 は、 投資 主に 対し て、 規約 で定 め た金 銭の 分配 の方針 に従 って 、金 銭の分 配を 行いま す。 本投 資法人 の投 資主 に 対する分配方針については、後記「2 投資方針 (3) 分配方針」をご参照下さい。
登 録投資 法人 は、 投信 法上 の資 産運用 会 社 (内 閣総 理大 臣の 登録を 受け た金融 商品 取引 業者( 投資 運用 業を 行うも のに 限 り 、 信託会社 を除 きま す。 )) にその 資 産の運 用に 係る 業務 を委託 しな ければ なり ませ ん。 ま た、 登録 投資法 人は 、信 託 銀 行 等 の 一 定 の 資 格 を 有 す る 資 産 保 管 会 社 に そ の 資 産 の 保 管 に 係 る 業 務 を 委 託 し な け れ ば な り ま せ ん 。 更 に 、 投 資 法 人 は 、 一般 事務 受託 者に 投資 口及 び投資 法人 債を 引き 受け る者 の募集 に関 する 事 務、 投資 主名簿 等に 関す る事務 その 他の 事 務 を委託 しな ければ なり ませ ん。資 産運 用会 社、資 産保 管会 社及び 一般 事務受 託者等 につ いては 、後 記「 (3) 投資 法人 の 仕組み」をご参照下さい。
(注2 ) 本投 資法人 の 本投 資口は、振替 投資口 (社 債、株 式等 の振 替に関する 法 律(平 成13年法 律第75号 。そ の後 の改 正を含みま す 。) (以 下「振 替法 」と いいま す。 )第226 条第 1項に 定め る意 味を有 しま す。以 下同じです 。 ま た、振 替投資 口で ある 本投資 口 を、以 下「 本振 替投 資口」 とい いま す。 )で す。 本振替 投資 口につ いて は、 本投資 法人は 投 資証券 を発行 す るこ とがで きず 、 権利の 帰属は 振 替口座 簿の記載又 は 記録 によ り定ま りま す(振 替法 第226条第 1項、 第227条第 1項 )。な お、 以下、 本投 資法 人 が発 行する 投資証 券 を 「本 投資 証券 」と いうこ とと します が、 同時に 本投 資証 券に は、別 途明 記す る場 合を除き、本振替投資口を含むものとします。
また、本投資法人が発行する投資法人債 は、振替投資法人債(振替法第116条に定める 意味を有します。以下同じです。) です (振 替投 資法人 債 で ある本投 資法 人 の投資法 人債 を 、 以下 「本振 替投 資法 人債」とい いま す。) 。 な お、 以下で は、 別途 明記 する 場合 を除 き、本 投資 法人 が 発行する 投資 法人 債券 (以下 「本 投資 法人債 券」 とい います 。) につ いての 記載 は、本振替投資法人債を含むものとします。
(3)【投資法人の仕組み】
① 本投資法人の仕組図
(イ)資産運用委託契約 (ロ)資産保管業務委託契約
(ハ)事務委託契約(投資口事務受託契約) (ニ)一般事務委託契約
(ホ)パイプライン・サポート契約/スポンサー・サポート契約/投資口の保有に関する覚書/商標の使用に関す る覚書
(ヘ)財務代理契約
(注 ) 積水 ハウ スは 、本資 産運 用会 社の 親会社 (財 務諸表 等の 用語、 様式 及び作 成方法 に関 する 規 則( 昭和3 8年大 蔵省令 第59 号。そ の
後 の改 正を 含み ます 。 )第8条 第3項 に規 定す る親 会社 を いい ます。以 下同 じで す。) であ り、 特定有 価証 券の 内容等 の開 示に 関
す る内 閣府令 (平 成5 年 大蔵 省令第 22号 。そ の後 の改正 を含 みます 。) 第12 条第 3項に 定める 本資 産運用 会社 の特定 関係法 人に 該
当します。積水ハウスとの間の取引の概要については、後記「5 運用状況 (2) 投資資産 ⑤ 保有資産の個別不動産の概要」及
び 「第二 部 投 資法 人の 詳 細情 報 第3 管理 及び 運営 1 資 産管理 等の 概要 (5) そ の他 ④ 関 係法人 との 契約 の更改等 に関 す
る手続」をご参照下さい。
② 本投資法人及び本投資法人の資産運用会社、資産保管会社及び一般事務受託者の名称、運営上の役割及び関係 業務の概要
運営上の役割 名称 関係業務の概要
投資法人 積水ハウス・リート
投資法人
規 約 に 基 づ き 、 投 資 主 よ り 払 い 込 ま れ た資 金 等 を 、 主 と し て 不 動 産 等資産に対する投資として運用を行います。
資産運用会社 積水ハウス投資顧問 株式会社
本 投 資 法 人 と の 間 で 20 1 4年 9 月 8日 付 の 資 産 運 用 委 託 契 約 ( そ の 後 の 変更を含みます。)を締結しています。
投 信 法 上 の 資 産 運 用 会 社 と し て 、 同 契 約 に 基 づ き 、 本 投 資 法 人 の 規 約 に 定 め る 資 産 運 用 の 対 象 及 び 方 針 に 従 い 、 資 産 の 運 用 に 係 る 業 務 を 行います(投信法第198条第1項)。
本 資 産 運 用 会 社 に 委 託さ れ た 業 務 の 内 容 は 、 (イ )本 投 資 法 人 の 資 産 の 運 用 に 係 る 業 務 、 ( ロ ) 本 投 資 法 人 の 資 金 調 達 に 係 る 業 務 、 ( ハ ) 本 投 資 法 人 へ の 報 告 業 務 及 び ( ニ ) そ の 他 本 投 資 法 人 が 随 時 委 託 す る 上 記 ( イ )か ら (ハ )ま で に 関 連 し 又 は 付 随 す る 業 務 ( 本 投 資 法 人 の 役 員 会 に 出席して報告を行うことを含みます。)です。
資産保管会社 三菱UFJ信託銀行 株式会社
本 投 資 法 人 と の 間 で 20 1 4年 9 月 8日 付 の 資 産 保 管 業 務 委 託 契 約 を 締 結 しています。
投 信 法 上 の 資 産 保 管 会 社 ( 投 信 法 第 20 8 条 第 1 項 ) と し て 、 資 産 保 管 業 務 委 託 契 約 に 基 づ き 、 本 投 資 法 人 の 保 有 す る 資 産 の 保 管 に 係 る 業 務 等を行います。
投資主名簿等 管理人
みずほ信託銀行 株式会社
本 投 資 法 人 と の 間 で 20 1 4年 9 月 8日 付 の 事 務 委 託 契 約 ( 投 資 口 事 務 受 託契約)(その後の変更を含みます。)を締結しています。
投 信 法 上 の 一 般 事 務 受 託 者 ( 投 信 法 第 1 1 7 条 第 2 号 、 第 3 号 及 び 第 6 号 。 た だ し 、 投 資 法 人 債 に 関 す る 事 務 を 除 き ま す 。 ) と し て 、 事 務 委 託 契 約 書 ( 投 資 口 事 務 受 託 契 約 書 ) に 基 づ き 、 ① 投 資 主 名 簿 の 作 成 及 び 備 置 き そ の 他 の 投 資 主 名 簿 に 関 す る 事 務 、 ② 投 資 証 券 の 発 行 に 関 す る 事 務 、 ③ 投 資 主 に 対 し て 分 配 を す る 金 銭 の 支 払 に 関 す る 事 務 、 ④ 投 資 主 の 権 利 行 使 に 関 す る 請 求 そ の 他 の 投 資 主 か ら の 申 出 の 受 付 に 関 す る事務、並びに⑤納税に関する事務等を行います。
投 資 法 人 債 に 関 す る 一 般 事 務 受 託者
株式会社
三菱東京UFJ銀行
第1回無 担保投資法人債(特定投資法人債間限定同順位特約付)(以 下「第1回無担保投資法人債」といいます。)に関し、本投資法人との 間で2016年9月2日付の財務代理契約を、第2回無担保投資法人債(特定 投資法人債間限定同順位特約付)(以下「第2回無担保投資法人債」と い い ま す 。 ) に 関 し 、 本 投 資 法 人 と の 間 で 20 17 年 7 月 7日 付 の 財 務 代 理 契約を、それぞれ締結しています。
投 信 法 上 の 一 般 事 務 受 託 者 ( 投 信 法 第 11 7 条 第 2 号 、 第 3 号 及 び 第 6 号 のうち、投資法人債に関する事務)として、第1回無担保投資法人債及 び第2回無 担保投資法人債に関し、それぞれ①発行代理人事務、②支払 代 理 人 事 務 、 ③ 投 資 法 人 債 原 簿 関 係 事 務 及 び ④ 投 資 法 人 債 権 者 の 権 利 行 使 に 関 す る 請 求 そ の 他 の 投 資 法 人 債 権 者 か ら の 申 出 の 受 付 に 関 す る 事務等を行います。
機 関 運 営 事 務 等 受託者
三菱UFJ信託銀行 株式会社
本 投 資 法 人 と の 間 で 20 1 4年 9 月 8日 付 の 一 般 事 務 委 託 契 約 を 締 結 し て います。
投信法上の機関運営事務等に関する一般事務受託者(投信法第117条 第4号、第5号及び第6号)として、①機関の運営に関する事務、②計算 に 関 す る 事 務 、 ③ 会 計 帳 簿 の 作 成 に 関 す る 事 務 及 び ④ 納 税 に 関 す る 事 務等を行います。
③ 上記以外の本投資法人の関係法人
役割 名称 業務の内容
本 資 産 運 用 会 社 の 親 会 社 / ス ポ ンサー
積水ハウス株式会社 本 投 資 法 人 及 び 本 資 産 運 用 会 社 は 、 20 14 年 10 月 16 日 付 で 積 水 ハ ウ ス と の 間 で パ イ プ ラ イ ン ・ サ ポ ー ト 契 約 、 ス ポ ン サ ー ・ サ ポ ー ト 契 約 及 び 投 資 口 の 保 有 に 関 す る 覚 書 並 び に 商 標 の 使 用 に 関 す る 覚 書 を 締 結 し て い ま す 。 ま た 、 本 投 資 法 人 及 び 本 資 産 運 用 会 社 は 、 積 水 ハ ウ ス と 、 2 0 1 8 年 1 月 2 4 日 付 で そ れ ぞ れ 前 記 「 ( 1 ) 主 要 な 経 営 指 標 等 の 推 移 ② 事 業 の 概 況 ( ハ ) 決 算 後 に 生 じ た 重 要 な 事 実 a . 積 水 ハ ウ ス ・ レ ジ デ ン シ ャ ル 投 資 法 人 と の 合 併 」 に 記 載 の 本 投 資 法 人 合 併 の 効 力 発 生 を 停 止 条 件 と し て 、 上 記 パ イ プ ラ イ ン ・ サ ポ ー ト 契 約 及 び ス ポ ン サ ー ・ サ ポ ー ト 契 約 に 係 る 解 約 合 意 書 ( 以 下 「 ス ポ ン サ ー ・ サ ポ ー ト 契 約 等 の 解 約 合 意 書 」 と い い ま す 。 ) 並 び に 新 た な ス ポ ン サ ー ・ サ ポ ー ト 契 約 ( 以 下 「 新 ス ポ ン サ ー ・ サ ポ ー ト 契 約 」 と い い ま す 。 ) を 締 結 しています。詳細については、後記「第二部 投資法人の詳細情報 第 3 管理及び運営 1 資産管理等の概要 (5) その他 ④ 関係法人との 契約の更改等に関する手続」をご参照下さい。
ま た 、 本 投 資 法 人 と の 間 で 締 結 し た 信 託 受 益 権 売 買 契 約 書 に 基 づ き、 2014年 12月 3日、 2015年 5月1 9日、 2016年 5月24日 及び 2017年 5月24 日 に 本 投 資 法 人 に 対 し て 保 有 資 産 を 譲 渡 し て い ま す 。 詳 細 に つ い て は、後記「5 運用 状況 (2) 投資資産 ⑤ 保有資産の個別不動産の概 要」をご参照下さい。
更 に 、 保 有 資 産 の 一 部 に つ い て 、 マ ス タ ー リ ー ス 兼 プ ロ パ テ ィ ・ マ ネ ジ メ ン ト 業 務 委 託 契 約 書 を 締 結 し て お り 、 当 該 保 有 資 産 を 賃 借 し て います。当期末現在賃借している5物件の詳細については、後記「5 運 用状況 (2) 投資資産 ⑤ 保有資産の個別不動 産の概要」をご参照下 さい。
(4)【投資法人の機構】
① 投資法人の統治に関する事項
(イ)機関の内容
本 投 資 法 人 の 執 行 役 員 は 1 名 以 上 、 監 督 役 員 は 2 名 以 上 ( た だ し 、 執 行 役 員 の 数 に 1 を 加 え た数 以 上と し ま す。)とされています(規約第20条)。
本書の日付現在、本投資法人の機関は、投資主により構成される投資主総会に加えて、執行役員1名、監督 役員2名、執行役員及び監督役員を構成員とする役員会並びに会計監査人により構成されています。
a. 投資主総会
投信法又は規約により定められる本投資法人に関する一定の事項は、投資主により構成される投資主総会に て決定されます。投資主総会の決議は、法令又は規約に別段の定めがある場合を除き、出席した当該投資主の 議決権の過半数をもって行います(規約第16条)が、規約の変更(投信法第140条)等、投信法第93条の2第2 項に定める決議は、発行済投資口の過半数の投資口を有する投資主が出席し、出席した当該投資主の議決権の 3分の2以上に当たる多数をもって行われます(特別決議)(投信法第93条の2第2項)。ただし、投資主が投資 主総会に出席せず、かつ、議決権を行使しないときは、当該投資主は、その投資主総会に提出された議案(複 数の議案が提出された場合において、これらのうちに相反する趣旨の議案があるときは、当該議案のいずれを も除きます。)について賛成するものとみなします(投信法第93条第1項、規約第17条第1項)。
本投資法人の資産運用の対象及び方針は、本投資法人の規約に定められています(規約第31条から第36条ま で)。かかる規約中に定められた資産運用の対象及び方針を変更する場合には、上記のとおり投資主総会の特 別決議による規約の変更が必要となります。
本投資法人の投資主総会は、その開催場所を東京都23区内として、(i)2018年7月1日及び同日以後遅滞なく 招集し、以後、隔年毎の7月1日及び同日以後遅滞なく招集します。また、(ii)必要があるときは随時投資主総 会を招集することができます(規約第9条第1項)。投資主総会を招集するには、投資主総会の日の2か月前ま でに当該日を公告し、当該日の2週間前までに各投資主に対して、書面をもって、又は法令の定めるところに 従い、電磁的方法により通知を発するものとします。ただし、上記(i)に従って開催された直前の投資主総会 の日から25か月を経過する前に開催される投資主総会については、当該公告をすることを要しないものとしま す(規約第9条第2項)。
また、本投資法人は、本資産運用会社との間で資産運用委託契約を締結し、本投資法人の資産の運用に係る 業務を委託しています。本資産運用会社が資産運用委託契約を解約するためには本投資法人の同意を得なけれ ばならず、執行役員は、かかる同意を与えるために原則として投資主総会の承認を受けることが必要となりま す(投信法第205条)。また、本投資法人が資産運用委託契約を解約する場合にも原則として投資主総会の決 議が必要です(投信法第206条第1項)。
b. 執行役員、監督役員及び役員会
執行役員は、本投資法人の業務を執行するとともに、本投資法人を代表して本投資法人の業務に関する一切 の裁判上又は裁判外の行為をする権限を有しています(投信法第109条第1項、第5項、会社法(平成17年法律 第86号。その後の改正を含みます。)(以下「会社法」といいます。)第349条第4項)。ただし、投資主総会 の招集、一般事務受託者への事務委託、資産運用委託契約又は資産保管業務委託契約の締結、本資産運用会社 からの資産運用委託契約の解約への同意その他投信法に定められた一定の職務執行については、役員会の承認 を受けなければなりません(投信法第109条第2項)。
監督役員は、執行役員の職務の執行を監督する権限を有しています(投信法第111条第1項)。また、役員会 は、一定の職務執行に関する上記の承認権限を有する(投信法第109条第2項)ほか、投信法及び規約に定める 権限並びに執行役員の職務の執行を監督する権限を有しています(投信法第114条第1項)。役員会の決議は、 法令又は規約に別段の定めがある場合を除き、議決に加わることのできる執行役員及び監督役員の過半数が出 席し、その過半数をもって行います(投信法第115条第1項、会社法第369条第1項、規約第24条)。
決議について特別の利害関係を有する執行役員及び監督役員は、議決に加わることができないこと及びその 場合には当該執行役員又は監督役員の数は、出席した執行役員又は監督役員の数に算入しないことが、法令上 定められています(投信法第115条第1項、会社法第369条第2項)。
執行役員又は監督役員は、その任務を怠ったときには、本投資法人に対し、これによって生じた損害を賠償 する責任を負いますが(投信法第115条の6第1項)、本投資法人は、投信法の規定(投信法第115条の6第7項) により、規約をもって、当該執行役員又は監督役員が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合にお いて、責任の原因となった事実の内容、当該執行役員又は監督役員の職務の執行の状況その他の事情を勘案し て特に必要と認めるときは、法令に定める限度において、役員会の決議によって前記賠償責任を免除すること ができます(規約第27条)。
c. 会計監査人
本投資法人は、新日本有限責任監査法人を会計監査人に選任しています。会計監査人は、本投資法人の計算 書類等の監査を行う(投信法第115条の2第1項)とともに、その職務を行うに際して執行役員の職務の執行に 関し不正の行為又は法令若しくは規約に違反する重大な事実があることを発見した場合における監督役員への 報告その他法令で定める職務を行います(投信法第115条の3第1項等)。
会計監査人は、その任務を怠ったときには、本投資法人に対し、これによって生じた損害を賠償する責任を 負いますが(投信法第115条の6第1項)、本投資法人は、投信法の規定(投信法第115条の6第7項)により、規 約をもって、当該会計監査人が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合において、責任の原因とな った事実の内容、当該会計監査人の職務の執行の状況その他の事情を勘案して特に必要と認めるときは、法令 に定める限度において、役員会の決議によって前記賠償責任を免除することができます(規約第30条)。
(ロ)内部管理及び監督役員による監督の組織、人員及び手続
本投資法人の役員会は、全ての執行役員及び監督役員により構成され、3か月に1回以上開催します。本投資 法人の役員会においては、投信法及び規約に定める承認及び決議事項に加え、業務の執行の状況が報告されま す 。ま た 、 必 要に 応 じて 本資 産 運用 会 社や 一般 事務 受 託者 か ら業 務の 執行 の 状況 の詳 細 に つ いて報告 され ま す。
監督役員は、役員会における承認等の手続を通じ、本投資法人の業務及び財産の状況を把握し、必要であれ ば、執行役員、機関運営事務等受託者、投資主名簿等管理人、本資産運用会社及び資産保管会社に対して報告 を求め、又は必要な調査を実施し、執行役員の職務の執行を監督しています。
本書の日付現在、監督役員には、外部の専門性を有した有識者として弁護士1名、公認会計士1名の合計2名 が選任されており、各監督役員は、これまでの実務経験を活かした専門的見地から監督を行っています。
(ハ)内部管理、監督役員による監督及び会計監査の相互連携
各監督役員は、前記「(ロ) 内部管理及び監督役員による監督の組織、人員及び手続」に記載の手続を通し て、執行役員の職務の執行を監督します。また、監督役員は、その職務を行うため必要があるときは、会計監 査人に対し、その監査に関する報告を求めることができます。
一方、会計監査人は、計算書類、資産運用報告及び金銭の分配に係る計算書並びにこれらの附属明細書(資 産運用報告及びその附属明細書については、会計に関する部分に限ります。)の監査を行います。監査を受け た計算書類、資産運用報告及び金銭の分配に係る計算書並びにこれらの附属明細書は、執行役員により役員会 に提出又は、提供され、役員会での承認を受けますが、原則として当該役員会に先立ち開催される監査報告会 において、監査の手続、内容及び結果について監督役員に対し報告がなされます。
また、会計監査人は、その職務を行うに際して執行役員の職務の執行に関し不正の行為又は法令若しくは規 約に違反する重大な事実があることを発見したときは、遅滞なく、これを監督役員に報告しなければなりませ ん。
(ニ)投資法人による関係法人に対する管理体制の整備の状況 a. 本資産運用会社に対する管理体制
本投資法人と本資産運用会社との間で締結された資産運用委託契約においては、本資産運用会社は、本投資 法人の定める規約及び本資産運用会社の社内規程である運用ガイドライン等に従い、資産の運用にかかる業務 を行うこととされています。また、同契約上、本資産運用会社は、投信法に従い、委託業務に関して定期的に 報告書を作成し本投資法人に対し交付することとされています。
b. 資産保管会社に対する管理体制
② 投資法人の運用体制
前記のとおり、本投資法人は資産の運用を本資産運用会社に委託して行います。 (イ)業務運営の組織体制
本資産運用会社の業務運営の組織体制は、以下のとおりです。
本資産運用会社は、上記組織の下、本投資法人より委託を受けた資産の運用に係る業務を行います。各種業 務は、不動産投資運用本部不動産投資部及び不動産投資運用本部不動産運用部、管理本部IR財務部及び管理本 部総務経理部、並びに経営企画室及びコンプライアンス・オフィサーの各部署に分掌され、不動産投資運用本 部及び管理本部については、担当の取締役本部長が統括します。
また、コンプライアンスに関する審議を行う機関としてコンプライアンス委員会を、投資判断に関する審議 を行う機関として投資委員会を設置しています。
(ロ)本資産運用会社の各組織の業務分掌体制 各組織の業務分掌体制は、以下のとおりです。
部門名 業務範囲
取締役会 a. 本資産運用会社の経営に係る事項の審議及び決議 b. 本資産運用会社の運営上の重要事項の審議及び決議 c. その他付随する業務
不動産投資運用本部 <不動産投資部>
a. 本投資法人の投資方針及び投資計画の策定に関する業務 b. 物件調査に関する業務
c. 運用資産の取得方針及び計画の策定に関する業務 d. 運用資産の取得の実行及び諸契約締結に関する業務 e. 運用資産の売却方針及び計画の策定に関する業務 f. 運用資産の売却の実行及び諸契約締結に関する業務 g. 不動産市場の動向調査及び分析に関する業務 h. その他付随する業務
<不動産運用部>
a. 本投資法人の運用方針及び運用計画の策定に関する業務 b. 運用資産の価値維持・向上に関する業務
c. 物件調査に関する業務
d. 不動産の管理状況の把握に関する業務 e. PM業務の受託者の指示及び監督に関する業務 f. 運用資産に係る諸契約締結に関する業務
g. 不動産の賃借人からの苦情・クレーム処理に関する業務 h. 不動産市場の動向調査及び分析に関する業務
i. その他付随する業務
管理本部 <IR財務部>
a. ファイナンス方針及び計画の策定に関する業務 b. 余資の運用方針及び計画の策定及び実行に関する業務
c. 新投資口発行(投資口の分割及び投資口の併合を含みます。)に関する業務 d. 投資法人債(短期投資法人債を含みます。)の発行及び償還に関する業務 e. 資金の借入れ及び返済に関する業務
f. その他の資金調達に関する業務
g. 本投資法人の情報開示(IR)及びディスクロージャーに関する業務
h. 投 資 主 等から の 苦 情 ・ ク レ ー ム 処理 及 び 一 般 的 事 項 に 関する 照 会 等 に 関 す る 業務
i. 金融市場の動向調査及び分析に関する業務
j. 分配方針及び計画の策定及び実行に関する業務への対応に関する業務 k. その他付随する業務
<総務経理部>
a. 本資産運用会社の年度経理方針及び予算策定に関する業務 b. 本資産運用会社の経理及び出納に関する業務
c. 本資産運用会社の人事方針及び計画の策定に関する業務 d. 本資産運用会社の人事に関する業務
e. 本資産運用会社の広報に関する業務
f. 本資産運用会社の株主総会及び取締役会運営に関する業務 g. 本投資法人の機関運営(投資主総会等)の補助に関する業務